ADA MP-1電池交換
先日、約10年ぶりに電源を入れたADA MP-1プリアンプ。
ある程度予測はしていたが、やはり挙動がおかしい。
表示部がC0からC127と順に表示し、最後にErr1~3と表示。
当然プリセットは全て消失。エディットモードでパラメーターを操れば音は出る。
しかし一旦電源を落とせば、エディットしたプログラムは再び消失。
音が出るので、メモリー用の電池が切れている可能性が高い。
という事でパネルを開けて電池を探す。
ボタン型の電池、発見。
よく見ると、電池に金具がスポット溶接されている。
電池を交換するには、ハンダを除去し、
基板から金具と共に電池を外す事になる。
何とか電池を金具と共に取り外した。
交換用の電池とソケットを電気街日本橋で入手。
ソケットを基板にはんだ付け。
これで次回の電池交換は楽になる。
ボタン電池を装着。
マニュアルが見つかったので、
ファクトリープリセットを呼び出すことができた。
動作確認したところ、問題なく動作。
電源をOFFしてもプログラムはメモリーされている。
MP-1は、真空管12AX7Aが2本入っている。
以前、Youtubeで真空管を3本に増やす改造を施す動画を観たが、
ゲインが増すだけでなく、トーンのレンジが広がり、
現代風のハイゲインサウンドに変化していた。
真空管を3本に増やす改造を施したいが、
現在の自分の知識や能力では無理だろうなあ。