バールメイプルトップ裏面スリット加工

トップ材のバールメイプルは、厚さ5.5mmと少し厚め。
このままバック材に貼り付けるとエルボー部分にクラックが入ってしまう。

そこで最も有効な方法は、トップ材のエルボー部分の裏側にスリットを入れる方法。
ボディアウトラインの内側5mm程度のところまでスリットを入れてやる。
スリットを入れる位置や深さは、
3DCADの曲げ展開等のコマンドを駆使して作図・プログラミング。

スリット加工を施したトップ材を曲げ型に固定し、水分を含ませてやる。

充分に水分を含ませた後、熱したアイロンを押し当てて曲げていく。
バールメイプルは他のメイプル材より曲げやすく、
数分かからず楽に曲がってくれた。

ボディ本体との接着の前にしばらくの間クランプしておき、曲げ癖をキープしてやる