ピックアップワインダー製作 31

ピックアップ結線・配線4

SSH配線2

前回検証したFenderTexasSpecialフロント・センターと

自作ハムバッカーを使ったSSHレイアウトを実際に配線・結線する方法を考える。

セレクターは4回路のスーパースイッチを使用する。

ダイアグラム的に作図して見た。

セレクターが1の位置でリアハム直列、

2でリアスクリュー側ボビン+センターシングル並列、3でセンターシングル単体

4でセンター・フロントシングル並列、5でフロントシングル単体。

コントロールは、1Vol2Tones。

トーンポットはリアハムが500kΩ、シングルコイルは250kΩ。

マスターVolは500kΩだが、シングルコイル使用時、

470kΩの抵抗がVolポットと並列になる配線となっている。

ピックガード裏側から見た実体配線図。

この方が配線作業する際、わかりやすい。

Volポットに、ハイパス(TrebleBreed)が付いているが、省いても構わない。

当然、ピックアップメーカーによって、巻き方向や磁極、リード線の色が違うため、

上の図の配線ではハムキャンセル効果が得られなかったり、

フェイズアウトすることがある。

特に複数のメーカーのピックアップを組み合わせて使用する場合は、

磁極・巻き方向を確認した上で、ダイアグラムを作成する必要がある。