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LEDポジションマーク 35

ピックアップボビン塗装

ひと月ほど前に仕上げた7弦ギターは、

スクリュー側ピックアップボビンしか手元になかったため、

ダブルスクリューポールピースのハムに仕上げて搭載した。

先日、ピックアップパーツを仕入れた際、7弦スラッグ側ボビンを入手。

今回は、ノーマルスタイルのハムに仕上げて搭載。

画像下側が今回入手したスラッグ側ボビン。

このまま、ブラックボビンのまま仕上げても芸がない。

そこでボビンにボディと同色のメタリックブルー塗装を施すことにした。

ワイヤを巻きつけた後に塗装するのは面倒なので、巻きつけ前に塗装する。

本来なら白もしくはグレーサーフェイサーで下地を作るのだが、

1000番程度のサンディングペーパーで足付けし、直接ウレタンシルバーを塗装。

塗膜が厚くなると穴が小さくなり、

ポールピース・スラッグが入らなくなる可能性があるため、極力、塗膜は薄くしたい。

発色を良くするために、ウレタンシルバーに少しばかりブルーを加えて塗装。

こうすれば、この後に吹き付けるクリアブルーの吹き付け量を少なくできる。

ウレタンクリアブルーを吹き付け。

ボディ色より濃いブルーとなったが、色合いは良い。

今回は、合計4ケのボビンを塗装するのだが、

色の濃さにバラツキが出ない様、並べて比較しながら確認。

この後、2回ほどクリアカラーでコーティング。

乾燥後、軽く研ぎ出して、塗面のザラツキをとり、滑らかにしてやる。

再度、クリアコーティング。

硬度と耐久性のあるウレタン塗装だが、

ピックが直接当たることの多いピックアップ、

長期間使用すると、擦り傷が入り、部分的に塗装が剥がれるかもしれない。

出来るだけ塗膜は薄くしたいところだが、

耐久性も考慮し、仕上げのクリアだけは少し厚めに吹き付けた。

表面のツヤが良い感じなので、研ぎ出しせず、このまま使用することにした

ボディ色より、少し色合いが濃いが、悪くはない。