ヘッドトップラミネート
今回のネック本体は、ボディ本体と同様にジェニュインマホを使用。
柾目の木取りで、ヘッドトップには、ボディトップと共木のメイプルをラミネートする。
最初にヘッド部分の板厚を調整。
次に、ヘッド表面から指板にかけての曲面を加工。
ヘッドトップに使用するメイプルは、厚さ2mm弱の厚さ。
どの部分をを使うかは、現物のネックを鉛筆でトレースして決める。
位置が決まれば、NCで外形カット。
カットしたヘッドトップは、
曲げ型とアイロンを使い、ネック本体とフィットする様、曲げ癖をつけてやる。
曲げたメイプルをヘッド部に置いてみる。
若干曲げ足りないが、この程度ならパッドで押さえればフィットする。
ヘッド部にタイトボンドをやや多い目に塗布。
クランプするとボンドは9割ほど流れ出てしまうが、
その方が接着結果が良好になる。
パッドを当てて、クランプ。
この冬は気温が低いので、タイトボンドの乾燥に時間がかかる。
2日ほど、このまま放置。