ジェニュインマホCarvedST製作 6

ヘッドトップラミネート

今回のネック本体は、ボディ本体と同様にジェニュインマホを使用。

柾目の木取りで、ヘッドトップには、ボディトップと共木のメイプルをラミネートする。

最初にヘッド部分の板厚を調整。

次に、ヘッド表面から指板にかけての曲面を加工。

ヘッドトップに使用するメイプルは、厚さ2mm弱の厚さ。

どの部分をを使うかは、現物のネックを鉛筆でトレースして決める。

位置が決まれば、NCで外形カット。

カットしたヘッドトップは、

曲げ型とアイロンを使い、ネック本体とフィットする様、曲げ癖をつけてやる。

曲げたメイプルをヘッド部に置いてみる。

若干曲げ足りないが、この程度ならパッドで押さえればフィットする。

ヘッド部にタイトボンドをやや多い目に塗布。

クランプするとボンドは9割ほど流れ出てしまうが、

その方が接着結果が良好になる。

パッドを当てて、クランプ。

この冬は気温が低いので、タイトボンドの乾燥に時間がかかる。

2日ほど、このまま放置。