ピックアップワインダー製作 24

AWGワイヤ入手

ピックアップ部品と同時期に注文したAWGワイヤが、アメリカから届いた。

白いボビンが1ポンド巻き(約453g)、

大きい黒いボビンが2.5ポンド巻き(約1132g)。

アメリカでは、重さの単位は、ポンド・オンスが使われている。

ボクサーやプロレスラーの体重の表記表記によく使われるが、

インチとともに、日本人にはイメージし辛く、覚えにくい単位だ。

今回届いたのは、5種類のワイヤ。

1つ目は、エナメル被覆のAWG42(アメリカン・ワイヤ・ゲージ42番)。

直径は0.063mm。濃い茶色が目印。

ヴィンテージタイプハムバッカー やシングルコイル用。

2ポンド入手。2ポンド程度在庫を持っているので、合計4ポンドの在庫になった。

1ポンドで、シングルコイルPUで13〜15ケ程度、

ハムなら7〜8ケ程度は巻くことができる。

次は、エナメル被覆のAWG43。直径0.055mm。

テレのフロントPUや、ミドルパワーのハムに使う予定。

AWG42より少し細いので、抵抗値を稼げるし、巻き数も増やすことができる。

ヘヴィフォームバーAWG42。

50年代から60年代半ば頃のヴィンテージタイプシングルコイル再現のために入手。

エナメルワイヤとのサウンド比較をしてみたいと思っている。

ポリ被覆のAWG43。

ポリはエナメルより被覆が薄い。

エナメルがヴィンテージ系なら、

ポリはクリアでカッチリしたモダン系というべきか。

最後は、ポリ被覆のAWG44。直径は0.050。

モダンタイプのハイパワーピックアップ用に使用する。

AWG43以上に抵抗値と巻き数が稼げる。安かったので2.5ポンド購入。

実は AWG45のワイヤも欲しかったが、

このショップではAWG44までしか扱っていなかった。

HS-3などはAWG45を使っているらしいので試してみたかったが.....

しかし、これだけの種類と量があれば研究・開発には充分だ。