ボディバックNC加工
ボディバック側のNC加工。
最初に、ボディの外形を加工。
外形を加工しておけば、位置関係が把握しやすく、
プログラムの選択ミスや加工ミスも少なくなる。
トレモロキャビティをNC加工。
NC加工の中でも初歩的で、最も簡単な部類。
コントロールキャビティの粗加工。
底面部と側面部は、後ほど仕上げ加工をする。
コンター部とヒール部の粗加工。
こちらも後ほど、仕上げ加工をする。
仕上げ加工前のコントロールキャビティ。
フラットな底面になっている。
このままでは、ロングシャフトのPOTしか使えない。
そこで、キャビティの底面をトップの形状に合わせて、傾斜させる。
ヴィンテージタイプのレスポールは、同様にキャビティの底面が傾斜している。
この加工をしておけば、ロングシャフトのPOTを使わなくて済む。
NCプログラムのツールパス(工具通過経路)は、上の図の通り。
3Dモデリングは面倒だが、現物合わせの手作業より確実だし、断然効率は良い。
底面の加工を終えた図。
コンター部とヒール部分の仕上げNC加工を行い、
バック部のNC加工は終了。