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製材作業 1

気がつけば、師走。

忙しさのため放置していた木材の製材作業を敢行。

本格的な冬の到来の前に、屋外での作業は済ましておきたい。

上の図はジェニュインマホガニー。サイズは2400x400x56。

ワンピースボディ用材だ。

しかし、この状態では、節の有無等、表面の状態がよくわからない。

そこで、木工用のサンダーを使い、表面を僅かに削り取る。

表面を僅かに削る事によって、節の有無等が明らかとなり、

歩留まりは悪くなるが、木材を贅沢に使用する事ができる。

できる限り節は避けるべきだが、

直径2〜3mm程度の小さな節は、実用上問題ないと考えている。

後日、ボディサイズに切断し、厚さを仕上げる。

次は、プレインハードメイプル板目材。

サイズは、1200x250x50。

主にネックと指板に使用するが、

このサイズなら、レスポールタイプのトップ材にも使える。

丸鋸で切断。

1枚でネック材2〜3枚、指板材7〜8枚、トップ材1セットが取れそうだ。

丸鋸の後は、バンドソーでカット。

こちらも、表面の仕上げは後日行う。

フレイムメイプル材の製材も行った。

サイズは、800x200x45。

やはり、杢の出た材を製材する方が、圧倒的に楽しい。

今回製材するのはストックの1部だが、

時間に余裕が有るうちに、できる限り製材作業は済ましておきたい。