ピックアップワインダー製作 3

液晶ディスプレイ・プリセットカウンター

巻数を表示するのに液晶ディスプレイを使用する。

プリセットカウンターとして使用するため、

予定する巻数と現在の巻数の2つを表示する必要がある。

当然、巻数が予定する数値に達したら、

モーターをストップしなければならない。

市販の一般的なプリセットカウンターを使用すれば楽なのだが、

コストがかかるし、芸がない。

Arduinoと液晶ディスプレイを使えば、コストも掛からず、

文字と数字が表示出来、自由度も高い

ブレッドボード上に、ディスプレイとタクトスイッチ4ケ、LED1ケをセット。

各タクトスイッチの機能は、左から順に、

①巻数のカウント(1回押すと数字が1増える。実際の製作ではフォトセンサを使用)

②リセット(押すとカウントした巻数が0にリセットされる。)

③プリセット数値のアップ(1回押すと予定数が1増える。)

プリセット数値のダウン(1回押すと予定数が1減る。)

巻数がプリセット数値に到達すると黄色いLEDが点灯する。

これらの機能・動作をプログラミングで行う。

ArduinoをUSB接続し、作成したプログラムを読み込む。

ディスプレイに文字と数字が表示される。

上段がプリセット数値、下段が現在の巻数。

③のスイッチを5回押して、プリセット数値を5にセット。

①のスイッチをプリセット数値と同じ回数(5回)押す。

5回目のスイッチ操作と同時にLEDが点灯した。

続いて②のリセットボタンを押す。

LEDは消灯し、巻数カウントは0になる。

プリセット数の5はそのまま。

目標としたプリセットカウンターの機能は果たしている。

プログラムは、前回のDCモーターの制御より、かなり長くなってしまった。

プログラム内容に関しては、多少、修正の余地があるかもしれないが、

何とか目的のプリセットカウンター機能を果たしたので、OKとした。

まだまだ、学習の余地はあるし、全自動化への道のりは遠い。