液晶ディスプレイ・プリセットカウンター
巻数を表示するのに液晶ディスプレイを使用する。
プリセットカウンターとして使用するため、
予定する巻数と現在の巻数の2つを表示する必要がある。
当然、巻数が予定する数値に達したら、
モーターをストップしなければならない。
市販の一般的なプリセットカウンターを使用すれば楽なのだが、
コストがかかるし、芸がない。
Arduinoと液晶ディスプレイを使えば、コストも掛からず、
文字と数字が表示出来、自由度も高い。
ブレッドボード上に、ディスプレイとタクトスイッチ4ケ、LED1ケをセット。
各タクトスイッチの機能は、左から順に、
①巻数のカウント(1回押すと数字が1増える。実際の製作ではフォトセンサを使用)
②リセット(押すとカウントした巻数が0にリセットされる。)
③プリセット数値のアップ(1回押すと予定数が1増える。)
④プリセット数値のダウン(1回押すと予定数が1減る。)
巻数がプリセット数値に到達すると黄色いLEDが点灯する。
これらの機能・動作をプログラミングで行う。
ArduinoをUSB接続し、作成したプログラムを読み込む。
ディスプレイに文字と数字が表示される。
上段がプリセット数値、下段が現在の巻数。
③のスイッチを5回押して、プリセット数値を5にセット。
①のスイッチをプリセット数値と同じ回数(5回)押す。
5回目のスイッチ操作と同時にLEDが点灯した。
続いて②のリセットボタンを押す。
LEDは消灯し、巻数カウントは0になる。
プリセット数の5はそのまま。
目標としたプリセットカウンターの機能は果たしている。
プログラムは、前回のDCモーターの制御より、かなり長くなってしまった。
プログラム内容に関しては、多少、修正の余地があるかもしれないが、
何とか目的のプリセットカウンター機能を果たしたので、OKとした。
まだまだ、学習の余地はあるし、全自動化への道のりは遠い。