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レスポールタイプ製作2-7

指板加工

プレーナーで指板材の厚さ出しを行う。

プレーナーで完全な平面を出すのは困難だが、

ストレートエッジ等を使い、フライス等で仕上げた精度に、

出来る限り近づけてやる。

指板材はハカランダ。

加工台に材を乗せて、NCにセット。

インレイをはめる穴をNC加工。

使用するインレイはパーロイド材からNCで切り出したもの。

インレイも指板側の穴も共通のCADデータを使うことによって、

綺麗に隙間無く、はめ込む事ができる。

黒いエポキシ系接着剤でインレイを固定。

冬場は乾燥が遅いので、クイックタイプの接着剤を使用。

指板の表面のR部分をNC加工。

指板Rは円錐なので、この部分はヴィンテージタイプとは異なる。

指板の両サイドを切り離し、スポンジやすりで磨いてやる。

オイルを塗布してさらに磨き込む。

ハカランダなので、やはり美しい。

インレイも隙間無く仕上がった。