指板加工
プレーナーで指板材の厚さ出しを行う。
プレーナーで完全な平面を出すのは困難だが、
ストレートエッジ等を使い、フライス等で仕上げた精度に、
出来る限り近づけてやる。
指板材はハカランダ。
加工台に材を乗せて、NCにセット。
インレイをはめる穴をNC加工。
使用するインレイはパーロイド材からNCで切り出したもの。
インレイも指板側の穴も共通のCADデータを使うことによって、
綺麗に隙間無く、はめ込む事ができる。
黒いエポキシ系接着剤でインレイを固定。
冬場は乾燥が遅いので、クイックタイプの接着剤を使用。
指板の表面のR部分をNC加工。
指板Rは円錐なので、この部分はヴィンテージタイプとは異なる。
指板の両サイドを切り離し、スポンジやすりで磨いてやる。
オイルを塗布してさらに磨き込む。
ハカランダなので、やはり美しい。
インレイも隙間無く仕上がった。