ヘッドロゴ入れ・メイプル製材
ヘッドに貼ったホリーウッドは、厚さ2mm程あるので、
1mm弱まで研削。同時にロゴを入れる穴を加工。
ロゴを所定の位置に固定し、黒いエポキシ系接着剤を充填。
エポキシ接着剤を削り、ロゴを露出させる。
数カ所、気泡が入っていた為、小さな穴が空いてしまった。
穴が空いている部分に黒い瞬間接着剤を盛ってやる。
再び、研削し完了。
ボディの加工に突入。
ハードメイプル材を、ブックマッチにする為に挽き割り。
挽き割った材のノコ目を消す為に平面出し。
最終的にメイプルの厚さは、17.5mm程になった。
杢の出具合を確認しやすい様にランダムサンダーで研磨。
材の木取りを、ボディのアウトラインを書き込みながら決めていく。
製作の中でも、楽しい時間だ。
6弦側を木表にする事が多いが、今回はどちら側、同様な杢の出具合なので、
上の画像の様なレイアウトにした。
メイプル接合部分の加工をしていると、突如小さな節が出現。
この程度の節が、音響的に問題があるとは思えないが、
気になるので、節が無くなるまで削ることにした。
幸い、2mm程削れば節は消えてくれた。
仮にクランプして、接合部分の精度を確認。
隙間は無い様だ。
接着部の精度は間違いなく鳴りに関わるので、丁寧に作業する。
タイトボンドをやや多めに塗り、クランプ。