製材
ローズウッドネックのストラトタイプをオーダーいただき、製作をスタート。
以前のブログと同様の作業ではあるが、新たな試みを1つ入れることにした。
上の画像は以前のブログで製作したもので、貼り指板。
ネック本体と指板はどちらもローズウッドだが、共木ではない。
よって、ネック本体と指板の境目がはっきりとわかる。
ワンピースネックなら指板を貼らないので境目がない。
今回は、貼り指板でありながら、共木を使うことにより、
ワンピースネックの様な外観にしてみようと思う。
ローズウッドをネックの形状に大まかにカット。
上下面を平出しする。この時点で材の厚さは31mmほど。
材をバンドソーでカットし、ネック本体と指板部分に切り分ける。
バンドソーのノコ刃の痕を綺麗に消す。
上が指板部、下がネック本体。
切り分けた指板材とネック材を合わせて計測すると28.6mmだった。
切断と研削で2.5mmほどが消失。
うまく工作すれば、接着面はわかるかもしれないが、
ワンピースネックの様な外観になるはず。