指板R仕上げ
連日の気温の高さのため、自家製NCマシーンがオーバーヒートしてしまった。
サーボモーターとサーボドライブの交換、取り付け、パラメーター設定、
コントロール部の配線変更等で1週間ほど費やす事となったが、なんとか修理完了。
テストカットの意味も含めて、指板Rの仕上げ加工を行うことにした。
まず、ロッドが正常に作動するか確認する。
その後、ストレートエッジを指板にあて、
ほんのわずかに逆反りするまでロッドを締める。
ボールエンドミルの削り残しを確認しやすいように、
指板面にチョークで印(線)を描き込む。
描きこんだチョークの線が、満遍なく消えるまで、
円錐形のNCプログラムを実行する。
極端な変形や歪みはなく、無駄に指板を切削する必要はなかった。
エンドミルの切削痕を丁寧に決して、オイルを塗布。
NCマシーンもサーボアラームが出ることなく、無事に稼働。
この暑さの中での、機械修理は肉体的にも精神的にもかなりキツイ。
次は、フレット溝加工。