ヒールカット部作図入力
ヒールカット部分を3D作図する。
このタイプのボディの作図作業では、最も時間と手間がかかる。
多くのコマンドを駆使して、できる限り滑らかで美しい面を作ってやる。
最初に、ヒールカットを施したい部分にラインを入れてやる。
結合されているモデリングを一度分解し、
ラインに沿ってヒールカット部の面を切り取る。
その後、ヒールカット部の骨組みとなるラインを描きこむ。
描きこんだ骨組みを利用して、サーフェイス(面)を作成し、結合する。
骨組みのラインを幾度も描きなおし、
面の作成も様々なサーフェイス作成コマンドを試して、
出来るだけ滑らかな面を作るようにする。
サーフェイス解析ツールを使い、作成したモデリング表面が、
実際に滑らかな面になっているか確認する。
この程度まで作り込めば、NC加工後のサンディングも短時間で済む。