弦高調整・トレモロスプリング調整

ネックを取り付け、弦(10-46)を張ってネックのコンディションを確認する。
ネックはローズウッドネック製作の記事で製作したもの。
1F部で24mm,12F部で26mmの極太グリップ。
ロッド調整なしでOKだった。


まず、ノーマルにチューニングする。
3弦解放が、GからAまでアームアップできる状態にトレモロスプリングを調整し、
再度、チューニングする。


今回は、ネックのコンディションが良いので、
12F部で、全弦、1mmのブロックゲージで調整する事にした。
ギターを寝かせた状態で調整しているので、実際に構えた状態では、
12F部で、1.1mmほどになる。
弦高を下げていくと、トレモロスプリングと弦の張力とのバランスが変わるので、
3弦解放がAまで1音アップできるように、再び、スプリングを調整する。
弦高を再び確認し、問題なければ、フレットの状態を確認する作業に移る。

PODのBlues系のアンプモデルを選択し、
全弦0-22Fを順に、1音ずつピックを使ってビブラートをかけずに強めに弾いてみる。
自然に音が減衰するか、発音が弱いポジションがないかを確認していく。
問題なければ、HiGain系のアンプモデルを選択し、
6-3弦は半音チョーキング&ダウン、
2・1弦は1音チョーキング&ダウンのビブラートをゆっくりかけながら、
1-22Fまで一音ずつピックで強く弾いてみる。
音のカスレやフレットの引っ掛かりがなく、自然に音が減衰すれば、
次は、オクターブ調整とナット部の微調整に進み、
最終的な確認は、MesaBoogie MarkVで行う。