ボディトップ3DCAD
上の画像は、99年製HC59レスポールを様々な方法で計測し、3D図面化したもの。
今回の製作にあたり、ボディトップの形状を修正する事にした。
1.ピックアップ、ブリッジ部分(ボディ頂点部分)の平面化
2.ボディエッジから20mm程内側のえぐれた部分を深くし強調する。
この2点を中心に3D図形を慎重にエディットする。
手持ちの写真集とネットで集めた画像を参考に、少しずつ修正していく。
この本は塗装の際にも大いに活用している。
かなり汚れてしまったので、新たに買い直したいと思っている。手に入ればだが。
最初のテストカット。
ピックアップ両サイドが、えぐりこみ過ぎになり、また、頂点部がフラットすぎた。
どちらかと言えば、PRSに近くなってしまっている。
4回の修正とテストカットを繰り返した。
頂点部に僅かに丸みを付け、エッジから滑らかに繋がる曲面にした。
また3D図面も修正しやすい様に少しシンプルにした。
最終テストカット。
遠目で見ると99HC59とあまり変わらない様に見えるが、
エッジ部のえぐり込みと、頂点部は良くなった様に思う。
3Dデータをここまで追い込んでおくと、仕上げの整形が、かなり楽になる。