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レスポールタイプ製作 18

ボディトップ3DCAD

上の画像は、99年製HC59レスポールを様々な方法で計測し、3D図面化したもの。

今回の製作にあたり、ボディトップの形状を修正する事にした。

1.ピックアップ、ブリッジ部分(ボディ頂点部分)の平面化

2.ボディエッジから20mm程内側のえぐれた部分を深くし強調する。

この2点を中心に3D図形を慎重にエディットする。

手持ちの写真集とネットで集めた画像を参考に、少しずつ修正していく。

この本は塗装の際にも大いに活用している。

かなり汚れてしまったので、新たに買い直したいと思っている。手に入ればだが。

最初のテストカット。

ピックアップ両サイドが、えぐりこみ過ぎになり、また、頂点部がフラットすぎた。

どちらかと言えば、PRSに近くなってしまっている。

4回の修正とテストカットを繰り返した。

頂点部に僅かに丸みを付け、エッジから滑らかに繋がる曲面にした。

また3D図面も修正しやすい様に少しシンプルにした。

最終テストカット。

遠目で見ると99HC59とあまり変わらない様に見えるが、

エッジ部のえぐり込みと、頂点部は良くなった様に思う。

3Dデータをここまで追い込んでおくと、仕上げの整形が、かなり楽になる。