· 

レスポールタイプ製作 5

ロッド溝加工

上の画像は、03年HC(ヒスコレ)59と97年LP classic(右)を並べたもの。

HC59の方は、ロッド調整口の位置がかなりヘッド側に寄っている。

HC59では、ロッドが深く仕込まれているのがわかる。

03HC59LPのネックPUキャビティからロッド溝部の埋め木を見た画像。

ヴィンテージタイプのレスポールは、ネックエンド側も深くロッドが仕込まれている。

今回は深く仕込むヴィンテージタイプのロッドカーブを採用する。

一気に溝を掘ってしまうのではなく、粗取りのプログラムと仕上げのプログラムを用意し、数回NC加工する。

ロッドカーブは両端を深い位置に仕込むため、緩やかなカーブとなる。

ロッド調整口もNCで加工する。

仕上がると、03HCLPとほぼ同じ位置形状となる。